我が道をゆくヲタクのブログ。

自由気ままに拙い語彙を駆使してツラツラと。

ちょっとだけ、病のはなし。

 

こんにちわ、びきです。

 

先日、わたしは双極性障害Ⅱ型であることを告白しましたが

そもそもどんな病気なのか、世間一般では

あまり知られていないので

 

すこしだけ、あくまで私の事例にはなりますが

お話します。

 

なお、双極性障害について詳しくは厚生労働省のHPをご覧ください。

 

双極性障害(躁うつ病)|こころの病気を知る|メンタルヘルス|厚生労働省

 

リンクを踏まなくてもわかるように簡単に説明すると、

活動的でハイテンションな躁(そう)状態と、

まさにうつ病のようなやる気が出ない、無気力などの状態のうつ状態

が、自分のコントロール不可能なレベルで交互に来る病気です。

 

まず、私はこの病気のⅡ型なので

比較的軽度な部類に入ります。

Ⅱ型ということはもちろんⅠ型もあります。

Ⅱ型よりも躁状態が強く出てしまうタイプです。

もちろん私と同じⅡ型でも、私よりももっと強く症状が出ている方もいます。

つまり状態も症状も人それぞれってこと。

 

 

今まで自分が経験してきた中で

一番強烈に症状が出ていた時

 

まず躁状態だと

 

・数万単位の散財(もちろん払えず途中解約、解約金を取られたことも…)

・今までにないような異常な気分の高揚(例えば推しがテレビに出ているだけで騒ぎ散らかす)

・常に神経が昂っている

 

反対にうつ状態だと

 

・4〜5日全く眠れない

・電車のホームで待っている間に飛び降りたくなる(飛び降りまで行かなかったのが奇跡)

・ひたすら横になることしかできない

・強い焦燥感、不安感、死にたいと思う

・その場にいたくなくなる

 

 

こんな感じでした。約二年前のお話!

ちなみに、最初に来たのはうつ状態だったので

この時は“私ってもしかしてうつ…?”と思ってました。

でもしばらくすると、元に戻って今度は躁状態に入ります。

 

この病気の怖いところが、躁状態=治った=これが本来の自分なのでは?錯覚してしまうことです。

 

なのでもちろん躁状態の時に病院に行くことはなかったですし

そうこうしてるとまたうつ状態に陥り、

 

あれ…あんなに元気になったのにまた…?なんで……???

本来の自分はあれのはずなのに…!!

 

となります。

これを繰り返すのが双極性障害です。

 

 

現在は一番酷かった時ほどの症状はありませんが、何となくしんどい、何となく辛い状態がずっと抜けていません。

 

 

 

最近よくあるのが

 

SNSが見れない、人と喋りたくない、何もしたくない、体が鉛のように重い、ちょっと息が苦しい、以前買ったものを見て“何でこれ買ったん?”

 

なのに数日経つと何事もなかったかのように

元気になるし、ケロッとしてるし、

生活は何一つ変わってないのになんかやる気が出てくる。

 

厚労省のリンク先より

 

うつ状態しか経験したことがないと思っていても、病気とは思えないようなごく軽い躁状態を何度も経験していた、ということもあります。

 

とありますがおそらく私はこのタイプです。

 

 

本人もそうですが、何よりその周りも病気と自覚しにくく、理解もされづらいので、そういう面でも辛いです。

 

特に私の親なんかが

メンタル系のクリニックをどうも毛嫌いしているらしく

私が行った、薬をもらったと話すと

良い顔をしません。

 

それどころか

 

“何がそんなに辛いん?” “病院に行くほどなん?” “お母さんは病院に行くほど思ったことない”“お母さんだって毎日ハッピーなわけじゃない” “気分安定薬なんて毎日飲みたいくらい”

 

など、全くこちらのことを理解しようともしない言葉ばかり。

 

 

呆れるしムカつくし、悲しくなる。

これを書いてるだけで泣きそうになってきます。

 

言っとくけど、辛さの原因がハッキリわかって自分で対処できるんだったらこんなに悩んでないし病院も行かねえよ。

 

 

これを読んでくれてるフォロワーにはきっといないと思いますが

もし私の他にこうやって精神疾患を患い、病と戦いながら生きてる人がいたら

 

絶対にその人に上にあげたような言葉を言わないでください。言われた方は心臓を銃で何度も撃たれたようなショックを受けます。

 

 

私はこんな親の元に一生いるつもりなんてないので

早いところ金貯めて自立します。笑

ちなみに関東圏、できれば東京に出たいなぁとぼんやり思ってますがまだそれは少し先の話です。笑

 

とりあえずそれまで適当に生きます。

ここまでお読みいただきありがとうございました!